リンクという楕円形の氷のコートの上で、
キーパーGK1人+フォワードFW3人+ディフェンスDF2人
の合計6人で2チームが戦います。ちなみにこの世界ではキーパーをゴーリーという風習があります。
キーパー フォワード ディフェンス
フォワードFWはさらにウィングWG(走る、点とる)、センターフォワードCF(試合の組み立て、監視やフォロー)にわけられ、
その役割は大ざっぱですがかっこの中的な感じです。実際はもっと多様ですが。
ルールはシンプル、パックを相手ゴールに叩き込んだら1点です。
試合中の選手の交代はいつでも、何人でも交代可能です!
なので、スタメンといった概念は個人的にはあまりないと思われ、質と量の勝負です。
試合に出られるチャンスは誰にでも、多くあるといっていいでしょう!
ペナルティー(反則)を犯した場合、ブタ箱(ペナルティーボックス)に2分間幽閉されたあと、釈放されるシステムです。
たいていみんなケロッとして出てきますがね。
ですがこの間チームは1人足りない状態でプレーという不利を被ります。これをキルプレーといい、逆に有利なチームはパワープレーを行えます。
ちなみに#33はこのブタ箱を使った奇襲プレーを得意としています。
リンクはセンターライン(リンク中央の赤色の線)、その両側にブルーライン(青色、うみの色)というラインで区切られており、相手ゾーンでパックよりさきにプレイヤーがブルーライン内に入るとオフサイドとなり、ブルーラインから攻め手の選手が全員立ち退くまでパックに触れることができません。
たいていせっかち、または不注意な人がこの罠にかかります。
周囲から冷ややかな目線を浴びることは確実です…
またパックをセンターライン内側から相手側のゴールラインまで放り、その間誰もパックに触れなかった場合、アイシングとなり、味方に近い不利な場所からのスタートとなります。
つまりセンターラインまでパックを運ばないと、相手側にパックを放りこむという雑な作業を認めないよってことです。
これをダンプといい、試合中にパックを持ってリンク中央でもたもたしてると、ベンチから「ほーれー、ほーれー」という声援(?)が鳴り響きます。